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化粧品の基本


プロのためのスキンケアアドバイスの基本


プロのためのスキンケアアドバイスの基本

プロのためのスキンケアアドバイスの基本プロのためのスキンケアアドバイスの基本
著者・岡部美代治
出版社・フレグランスジャーナル社
出版年・2011年2月
評価・☆☆

女性なら肌をきれいに見せるために化粧品を使っていることだろう。使っている化粧品にどんな成分が使われ、その成分にどんな働きがあるのか知っているだろうか。化粧品に使われている成分にどんな働きがあるか知れば、自分にあった化粧品探しができるだろう。

毛穴を引き締めたり、皮脂の分泌量を抑える化粧品がある。その多くには収斂作用がある。角層のケラチノサイト細胞を固め、小さく引き締まった状態にすることで、収斂作用を起こす。ケラチノサイトはタンパク質なので、タンパク質を固める働きがある成分が使われている。

または、ケラチノサイトに水分を吸わせて膨張させ、吸わせた水分を蒸発させることで細胞を小さく引き締める。これにはアルコールが使われることが多い。

収斂作用は肌に悪くないだろうか。角層の細胞が小さくなったらすき間ができてしまい、すき間から肌内部の水分が蒸発してしまわないだろうか。肌内部の水分が蒸発すると、肌が乾燥してしまう。乾燥肌は紫外線の影響を受けやすいため、シミができやすくなる。小じわもできやすい状態だ。

除菌タイプのウエットティッシュにはアルコールが使われていて、アルコールの力で菌を殺している。アルコールは肌の菌を殺してしまう。肌に付着している菌のすべてが悪い働きをしているわけではない。肌を弱酸性に保ちウイルスに感染しないように守ってくれていたり、肌に潤いを与えてくれていたりしているのだ。よい働きをしてくれている菌を殺してしまっては、肌を健康な状態に保てない。

一度収斂作用のある化粧水を使ったことがある。アルコールの使用量が多く、使っていてアルコールのにおいがする。顔につけるとすぐに水分が蒸発してしまう。何度重ね浸けをしても、肌が潤った感じがしない。化粧水をつけてから急いでクリームをつけても水分が蒸発してしまう。使い続けていたら、肌がカサカサしてキメが乱れてきてしまった。

毛穴が引き締まり目立たなくなることを期待していたのだが、まったくそんなことはなく、期待はずれだった。きれいになるどころか、肌の状態が悪化してしまった。収斂作用を持つ化粧品は、肌にとってよくない。

本書では、化粧品にどんな成分が使われ、どんな働きをしているのか解説している。どの成分がどんな働きをしているか知れば、肌に良くない成分を見極められるだろう。


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テーマ : 読書 - ジャンル : 本・雑誌

老化は治せる


老化は治せる (集英社新書)


老化は治せる (集英社新書)

老化は治せる (集英社新書)老化は治せる (集英社新書)
著者・後藤眞
出版社・集英社
出版年・2013年3月
評価・☆☆☆☆

老化は治せる。老化は時間の経過と共に進行する自然現象だと思うことだろう。老化は自然現象ではなく、病気なのだ。だから治せる。

なぜ老化は病気なのか、老化の起こる仕組みを説明しよう。老化は炎症が原因で引き起こされる。風邪でのどが赤く腫れ痛む、胃炎、関節炎などは炎症が原因で起こる病気。だから炎症は病気だ。病気である炎症が原因の老化も病気というわけだ。

炎症は風邪や胃炎のような急性のもだけでなく、ごく緩やかに進行する痛みを伴はないものもある。私たちは普段呼吸をし、酸素を利用してエネルギーを作っている。この過程でも炎症が起こっている。食べたものを消化・吸収・排泄する過程でも炎症が起こっている。これらの非常に弱い炎症は避けることができない。食品添加物や肥満、睡眠不足、ストレスなども炎症を起こす。これらは防ぐことができる。

老化は病気なのだから、薬で進行を遅らすことができないのか、さまざまな研究が行われている。
効果が確認されているのが、抗炎症剤として有名なアスピリン。アスピリンを常用量の3分の1服用すると、動脈硬化が防げるそうだ。ただ、アスピリンには胃腸障害を起こす副作用があるので、長期使用した場合の体への影響が心配だ。

植物に含まれるフィトケミカルという抗酸化物質のサプリメントも注目されている。実験では、老化を防ぐ効果があるとするものと、サプリメントを摂っても効果はないとするもの、2つの意見があるようだ。サプリメントの効果ははっきりしないが、植物性食品を食べ、食品から抗酸化物質を摂った場合はどうなのだろう。サプリメント研究は、製薬会社の儲けなども絡んでいるのだろうが、食品の効果も研究して欲しい。

老化の研究は1つの研究報告がされると、それに対する反対報告が出てくるようだ。「フレンチ・パラドックス」という現象がある。フランス人は、脂肪分の多い食品を食べているが、動脈硬化やがんになる人が少ないという現象だ。この現象が起こるのは、フランス人は赤ワインを飲み、ポリフェノールを摂っているからだ、という説明がされている。だが、最近になって、フレンチ・パラドックスを否定する研究が出た。

老化を治す確実な方法は、今のところないようだ。だが、肥満、睡眠不足、ストレス、便秘など、体に悪い習慣は確実に老化を進行させる。和食中心、よく眠る、運動をするなど、できるだけ健康的な生活をすることで、老化を遅らせることができるだろう。昔から不老長寿を求め、錬金術師達が試行錯誤を行ってきた。今も昔も不老長寿の願いは変わらない。錬金術師たちにがんばってもらおう。


関連書籍
『青魚を食べれば病気にならない 万病の元「慢性炎症」を防ぐ』

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アロマはリラックス効果だけじゃない


<香り>はなぜ脳に効くのか―アロマセラピーと先端医療 (NHK出版新書 385)


<香り>はなぜ脳に効くのか―アロマセラピーと先端医療 (NHK出版新書 385)

<香り>はなぜ脳に効くのか―アロマセラピーと先端医療 (NHK出版新書 385)香り>はなぜ脳に効くのか―アロマセラピーと先端医療 (NHK出版新書 385)
著者・塩田清二
出版社・NHK出版
出版年・2012年8月
評価・☆☆☆☆☆

日本でもアロマセラピーが広まってきています。特に若い女性の間で流行っているようで、アロマの資格をとる人が多くいます。さまざまな種類の精油が売られていて、ディフューザーを使ってにおいを漂わせている雑貨屋さんもよく見かけます。

アロマセラピーは主にリラクゼーションを目的に使われているような気がします。精油を使ったアロマトリートメントは、精油のにおいとマッサージでリラックスできます。眠れないとき、ティッシュに精油を垂らしたものを枕元に置くとリラックスできよく眠れることがあります。

アロマセラピーで得られるものは、リラックスだけではありません。本書では代替医療としてのアロマセラピーについて解説しています。医療にアロマセラピーを取り入れることで、患者さんの負担を軽減したり、西洋医学との相乗効果で治癒が早まることが期待されます。

65歳以上における認知症患者は、226万人にも達します。生活に支障が出て、認知症の患者さんはもちろん、家族の方も負担になることでしょう。
アロマセラピーは認知症の症状の悪化を予防するだけでなく認知機能の改善作用もあります。従来の治療法では、認知機能を上げる効果が低いことから、アロマセラピーとの併用で、認知症の治療に役立つことが期待できます。

アロマセラピーに使う精油成分には、がん細胞に対して細胞死を誘導する効果が実験で確認されています。まだ、人に対して効果があるのか確認はされていません。今後、人での効果も確認されるといいです。
現在痛みを取り除くのにはモルヒネが使われています。モルヒネは耐性ができてしまいます。がん患者さんは、痛みで眠れないということもあるそうです。アロマセラピーは痛みを取り除いたり軽減させ、よく眠れるようにもしてくれます。

他にもアレルギー性鼻炎、更年期障害・月経前症候群といった女性特有の不調、うつ状態などの精神疾患、肥満、動脈硬化を改善させる効果もあります。

ヨーロッパでは代替医療としてアロマセラピーが取り入れられ、保険も適用されています。日本でアロマセラピーが治療に使われている病院はまだまだ少ないです。保険も適用されないことがあります。今後病院で代替医療が選択できるようになり、西洋医学と併用されるようになるといいです。


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テーマ : 読んだ本の紹介 - ジャンル : 本・雑誌

傷を早く治す方法


賢い皮膚―思考する最大の“臓器” (ちくま新書)


賢い皮膚―思考する最大の“臓器” (ちくま新書)

賢い皮膚―思考する最大の“臓器” (ちくま新書)賢い皮膚―思考する最大の“臓器” (ちくま新書)
著者・傳田光洋
出版社・筑摩書房
出版年・2009年7月
評価・☆☆☆

皮膚の表面積は約1・6平方メートル、重さは約3キログラム近くあります。脳は1・4キログラム前後、肝臓は1・5kg前後、それよりも重い臓器です。皮膚は体を覆う膜で臓器だとは思わないかもしれませんが、生きていくうえで大切な役割を果たしています。「皮膚は外臓だ」と言った人もいます。

本書では皮膚科学の研究からわかった皮膚の働きを紹介。著者は資生堂研究所の研究員で、研究からわかったことを化粧品開発に生かしています。

怪我をしたとき、絆創膏を貼りますよね。しばらく貼っていても傷がふさがりません。お風呂に入ったりすると、絆創膏がぐちゃぐちゃになって、皮膚も蒸れてしまいます。皮膚がふやけてしまったので絆創膏を貼らずにいると、傷が治ってきます。

怪我をしたときは、絆創膏を貼らない方が早く治るそうです。怪我をしたことで、皮膚のバリア機能が壊れます。バリア機能の回復は、皮膚から蒸散する水分量を感知し行われています。蒸散がないと回復が遅れてしまいます。そのため、傷口を乾かした方が皮膚からの蒸散量が増え早く治ります。

傷口の周辺部では、イオン濃度の変化が起こります。イオン濃度が変化することで、傷の治りが促進するようです。
イオン濃度の変化は電場の形成を起こします。そこで、電場を負荷すると傷が治るのかという実験を行いました。ネズミの脚を切断しそこに電場を負荷します。すると、ネズミの脚が再生したのです!イモリがしっぽを切られても再生するのと同じです。

電場が傷の回復を促進することを利用した化粧品があります。ファンデーションに硫酸バリウムを混ぜたものです。硫酸バリウムは電場を作ります。硫酸バリウムを混ぜたファンデーションを塗ること電場ができ、塗るだけで肌のバリア機能が回復するという製品です。

皮膚の研究は、あまり進んでいないそうです。これからさまざまなことが発見されることを期待します。研究結果を応用した製品が発売されていくといいです。


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テーマ : 読書感想 - ジャンル : 本・雑誌

シミ・シワの原因は紫外線だけじゃない


老けたくないなら「AGE」を減らしなさい カラダが糖化しない賢い生活術 (ソフトバンク新書)


老けたくないなら「AGE」を減らしなさい カラダが糖化しない賢い生活術 (ソフトバンク新書)

 『老けたくないなら「AGE」を減らしなさい カラダが糖化しない賢い生活術 (ソフトバンク新書)老けたくないなら「AGE」を減らしなさい カラダが糖化しない賢い生活術 (ソフトバンク新書)
  著者・牧田善二
  出版社・ソフトバンククリエイティブ
  出版年・2012年5月
 評価・☆☆☆☆

小さい頃は甘いものが大好きでした。特にチョコレートが好きで、板チョコ1枚ペロっと食べてしまうし、チョコが好き過ぎてチョコばかり食べていたので、虫歯になってしまったこともあります。食パンを食べるときは、マーガリンを塗ってその上にパンが白くなるくらい砂糖をつけて食べます。グレープフルーツは、半分に切ってその上にグレープフルーツが見えなくなるくらい砂糖をかけて食べます。グレープフルーツを食べていたというより、砂糖を食べていたといった方がいいです。

甘いものは血糖値を上げます。血液中に糖が溢れると、「AGE」という物質ができます。AGEとは終末糖化産物のことで、糖とタンパク質が結びついてできます。小さい頃の私は甘いものばかり食べていて、AGEが大量に作られていました。
AGEはコラーゲン繊維、血管を老化させる、がんを生む・転移させる、骨の老化を加速させる、白内障・アルツハイマー病を進めると、体にさまざまな害を与えます。

AGEを体内から取り除く方法は、今のところありません。そのため体内にどんどん蓄積し、悪さをします。
コラーゲンの寿命は15年。15年もの間AGEがどんどん溜まっていきます。コラーゲンにAGEが蓄積すると、コラーゲンの弾力が失われたり、コラーゲンの量が減ってしまいます。その結果シワできます。AGEは細胞を攻撃し、シミも作ります。シミ・シワの原因は、紫外線だけではなかったんです。シミやシワだけでなく、AGEは黄ぐすみも起こします。

血液中に糖が溢れるのは、甘いものを食べたときだけではありません。糖質を多く含むご飯やパンをたくさん食べたときにもAGEが発生しやすくなります。今流行の糖質制限ダイエットは、やせるだけでなく、AGEを防ぐのにもいいんです。

メロンパンは悪魔の食べ物です(引用)

メロンパンも好きでした。特に上のクッキー部分が。上の部分だけでメロンパンを作って欲しいなと思ったこともあります。
菓子パンのパッケージの裏を見たことがありますか。菓子パンは砂糖がたっぷり、小麦粉も使っているので、糖質が多く含まれています。振り替ええてみると、AGEを発生させることばかりしていました。それが原因でなのか、黄ぐすみがやシミができてしまいました。

食品中にもAGEは含まれています。甘いものはダメ、AGEを多く含んでいるものもダメとなると、何を食べたらいいのか迷います。
本書では、AGEを防ぐ生活習慣を紹介。いつまでも若々しくいたかったら、本書で紹介されている方法でAGEの害を防ぐ習慣を行うしかありません。




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