スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『日本人のための日本語文法入門』 原沢伊都夫


日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)

日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)

新品価格
¥777から
amazon


日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)

 『日本人のための日本語文法入門』
  著者・原沢伊都夫
  出版社・講談社
  出版年・2012年9月
  評価・☆☆☆☆

学校で習う文法と日本語文法は違うものだそうです。
学校で習うのは、国語文法といって日本人のためのもので、古典の流れをくむ文法として教えられます。
日本語文法は、外国人が日本語を話すために必要な知識を教えるためのものです。
両者には共通する部分もあるけど、まったく別の考え方をします。

普通に日本語を話しているから考えたことがなかったけど、日本語って難しいんですね。
日本語独特の表現だなと思ったのが、間接受身文という文法。

例・雨が降った
 間接受身文にすると↓ 
 (私は)雨に降られた

自然現象をそのまま受け入れているんです。英語ではまったく考えられない文法です。日本人は身の周りで起きること、自然現象を淡々と受け入れている、自然と共存しているんだな、というのを表しています。

外国人力士が「私を生んで、ありがとう」とインタビューに答えたことがありました。この場合「私を生んでくれて、ありがとう」ですよね。「くれて」には、思いやりをくれてありがとう、という思いがこもっています。これも、日本人の精神が感じられる文法です。

外国人が日本語を完璧にマスターするには、こういった日本人の精神を理解しないとできません。外国人が日本語は難しい、というのがよくわかります。
日本語文法はちょっと難しいかもしれないけど、本書の内容は初心者でもわかるよう平易に書かれています。意識したことがなかったけど、日本語ってこういう風になっていたんだ「へぇ~」と思う部分がたくさんありました。


書評・レビューブログランキング
おすすめ本ブログランキング
10位以内ランクイン!

スポンサーサイト

テーマ : 読書感想 - ジャンル : 本・雑誌

コメント

コメントの投稿




URL:

Comment:

Pass:

 管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。