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文章は自己演出だ


ホンモノの文章力 ―自分を売り込む技術 (集英社新書)


ホンモノの文章力 ―自分を売り込む技術 (集英社新書)

 『ホンモノの文章力 ―自分を売り込む技術 (集英社新書)ホンモノの文章力 ―自分を売り込む技術 (集英社新書)
  著者・樋口裕一
  出版社・集英社
  出版年・2000年10月
  評価・☆☆☆☆

小学生の時、遠足や運動会など、何か行事があるたびに作文を書かされた。作文用紙何枚書きなさい、というノルマがあり大変だった記憶がある。作文を書くのが苦手だった、嫌いだったという人も少なくないだろう。
大人になり作文を書くことがなくなっても、小論文、企画書、報告書、手紙など、文章を書くことがある。

「文章は人なり」と言われる。確かに、文章から書いた人の人柄が表れるし、実際合ってみると想像していた通りのことがよくある。だが、いつもそうとは限らない。自分が想像していた人物像とは正反対のことがある。
また、「文は人なり」と考えて文章を自分の人生のあらわれであるかのように考えてしまうと、文章を書く楽しみが奪われてしまう。

著者は「文章は自己演出だ」という。文章はありのままの自分を示すものではない。見せたい自分を演出するものだ。自分をどう見せたいのかを決め、化粧をするように自分を見せたいように見せる。文章の工夫次第で、真面目な自分、ユーモアのある自分、やさしい自分など、好きな自分を演出することができる。

小論文、企画書などで自分の頭のよさをアピールすることもできる。では、どうやってアピールすればいいのか。それが本書の内容だ。

小論文や企画書を書くときは「型」にはめると書きやすくなる。型が決まっているので、そこに内容をあてはめていけばいいだけだ。どう書いたらいいのか悩むことがない。型にはめれば文章構成がしっかりし、まとまった文章になり、言いたいことがはっきりする。相手に自分の意見や考えがしっかりと伝わり、見せたい自分をアピールできる。

内容も大切だ。内容次第で自分の頭をよくみせることができる。小論文、企画書は意見文だ。自分の中にある知識を持ち出して意見を書く。それが難しい場合は、本のフレーズやテレビのコメントなどを引用してもいいだろう。たくさんの知識があれば、より深い内容になり、しっかりした意見を持っている人だとみられることだろう。

本来、文章を書くことは自分の考え、思いを表現する楽しいもののはずだ。文章を書くことをためらわないで欲しい。普段おっちょこちょいな人も文章で自己演出し、真面目な自分、頭のいい自分に見せることができる。文章によって、どんな自分にもなることができるのだから。


関連書籍
『伝える力』
『書くことが思いつかない人のための文章教室』
『文章のみがき方』
『文章力の基本』
『誰も教えてくれない人を動かす文章術』


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テーマ : 読書感想 - ジャンル : 本・雑誌

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