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調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)


調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)

 『調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)
  著者・野村進
  出版社・講談社
  出版年・2008年4月
  評価・☆☆☆☆☆

タイトルに引かれて読んでみた。
普段調べるのに使うのは、主に本とネット。ネットの情報は信頼性が低いので、本からの情報を重視している。欲しい情報を得るためには、どのように本を探せばいいのだろうか。
書く技術については、何冊も本を読んできた。練習しなければうまくはならないのだが、うまく書く技術を知りたい。

著者は『コリアン世界の旅』で大宅壮一ノンフィクション章と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞しているノンフィクション・ライターだ。彼が行っている資料の集め、インタビュー、原稿の書き方を紹介。他のライターが行っていることも紹介されている。

本書で特に役立ったのが、資料の探し方。著者はネット、新聞、月刊誌、週刊誌、テレビ・ラジオ、単行本から必要な資料を収集している。資料収集というと、紙の媒体を思い浮かべるのだが、テレビやラジオといった映像・音声というものもあるのか。著者の資料収集の姿勢は貪欲だ。

本に関しては、資料館、サイトが紹介されて、今まで知らなかった検索方法を知った。本は汚く読む。本は汚くしてはいけないと思っていたが、著者が汚く読んでいるのだったら、私もやってみようと思った。

私は普段新聞をほとんど読まない。新聞にもノンフィクションを書くときに役立つ情報があふれている。「クマムシ」という体長1mmにもみたない生物がいる。7万5千気圧もの超高圧を加えられたり、電子レンジで加熱されても死なない。この記事は新聞に小さく載っていた。ネットでは多くの情報に埋もれてしまって見つからなかったことだろう。最近はネットで新聞を見ることができるが、紙で見るのもよいそうだ。

大切な情報は切り抜いて保管する。いろいろ切り抜くと、どこに何をしまったのかわからなくなる。それを防ぐために著者が行っている保管方法を紹介。お金がほとんどかからなくて、しかも資料を見つけやすい、取り出しやすい。資料保管の方法も参考になった。

購読している雑誌は、週刊誌なら『現代』『ポスト』『文春』『新潮』『朝日』『AERA』『サンデー毎日』『アサヒ芸能』『SPA!』『FRAIDAY』といったものをチェックしている。さらに多数の月刊誌にも目を通している。雑誌を1月に1冊程度しか読まない私からすると、すごい量だ。プロとなるとここまでやるのか。

インタビューに関しては、メモや録音のためのカセットテープを出すタイミングが大切だ。メモやテープを出すと、かしこまってあまり話さなくなってしまう人がいる。さりげなくどのタイミングで出すか、長年のインタビュー経験がないとできないことだ。メモを取れないときは話の内容を記憶し、話が終わってから急いで近くのファミレスなどに行き、メモを取るそうだ。記憶力も経験を積んで鍛えたものだ。

資料収集、インタビュー、書き方、プロの世界を見た。


関連書籍
『伝える力』

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