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図書館を使いこなす


図書館に訊け! (ちくま新書)


図書館に訊け! (ちくま新書)

 『図書館に訊け! (ちくま新書)図書館に訊け! (ちくま新書)
  著者・井上真琴
  出版社・筑摩書房
  出版年・2004年8月
  評価・☆☆☆☆☆

読む本はすべて図書館で借りている。1週間に1回は図書館に行き、予約サービスを使って本を取り寄せてもらっているし、たくさん本を借りているので、図書館を使いこなせていると思っていた。だが、本書を読んでまだまだ入り口にしか立っていないことを知った。

図書館にはレファレンスサービスという、大変便利なものが存在する。レファレンスの存在は知っていたが、レファレンスとは何なのか、どのように使えばいいのかまったくわからなかった。私が行く図書館は、レファレンス室の入り口に、よくお店の入り口にある防犯センサーのようなものがある。レファレンスを利用している人をほとんど見かけないのと、防犯装置があることでレファレンス室に入りづらく、1度も利用したことがない。

レファレンスブックとは、調べるのに必要な部分を見る参考図書のこと。百科事典や語学の辞典などがレファレンスブックだ。百科事典なんて辞書みたいなもので利用価値がない(失礼!)と思っていた。だが、本書を読んでその考えが覆された。百科事典なくして調べ物はできない。例えば、宗教革命を百科事典で調べてみると、読み書きそろばんと関連があると示されている。これは百科事典を見なければ気づかないことだろう。今度図書館に行ったら、百科事典を見てみよう。

目録・書誌・雑誌記事索引という文献を調べるためのレファレンスブックもある。調べ物をするとき、参考になる資料を探すのに便利だ。いつも本を探すとき、アマゾンで探している。この方法だと人気のある本や最近の本しか探せない。特定の分野の本や雑誌を探している場合は、主題書誌を利用すると、お目当ての本があっという間に、しかもたくさん見つけることができる。最近のものだけでなく、古い本も探せる。図書館にこんなに便利な本があったとは。

レファレンスの利用方法がわからないときやどう調べればいいのかわからないときは、図書館員に訊くといい。レファレンス担当の図書館員は、日頃からレファレンスブックの利用法に精通する努力をしている、資料と情報のコンサルタントなのだ。レファレンス相談の風景が紹介されていて、読んでいてレファレンス担当員は何でも知っているのではないか、と思った。彼らの知識の深さには脱帽する。

図書館の利用法に満足してしまうと、その時点で成長が止まってしまう。
「入り口は容易に通過できるが、出口は永遠にみつからない。(中略)図書館の世界、資料の世界は懐が深いのである。(中略)図書館とは、永久に『未知の国』から『悉知の国』となることのない深遠な存在なのだから」(本文P10)


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