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情報の真偽を見極める


朝日新聞記者のネット情報活用術 (朝日新書)


朝日新聞記者のネット情報活用術 (朝日新書)

朝日新聞記者のネット情報活用術 (朝日新書)朝日新聞記者のネット情報活用術 (朝日新書)
著者・平和博
出版社・朝日新聞出版
出版年・2012年3月
評価・☆☆☆

ネットは生活になくてはならないものだ。飲食店を探す、電車の乗換えを調べる、口コミを見る、わからないことを調べる、ネットでニュースを見る。ネットで知りたいことをすぐに知ることができる。
だが、その情報は信じていいのだろうか。まったくうそがないといい切れるだろうか。

調べものをしているとき、まず当たるのがオンライン百科事典「ウィキペディア」だろう。
2009年、フランス人の作曲家・モーリス・ジャール氏が死去した3日後、英ガーディアンが掲載した追悼記事にこう書かれていた。

「私の人生は、長いひとつのサウンドトラックだった。音楽こそが我が人生、音楽が私を産み落としたのだ」



英ガーディアンに掲載されたされたこの記事は、ウィキペディアに書かれていたものをそのまま引用したものだ。記事が掲載された1ヵ月後、モーリス・ジャーナル氏の追悼記事で引用した言葉は、捏造されたものだ、という指摘がされた。
ウィキペディアに書き込まれた記事は、メディアがどれだけウィキペディアに依存しているかを調べるために、ある青年が行った「実験」だったのだ。

ウィキペディアは、誰でも書き込みをすることができる。未登録の利用者が書き込みをすると、送信元のIPアドレスが記憶される。このIPアドレスから、どこの組織が書き込みをしたのかがわかる。調べてみると、ローマ法王庁や米中央情報局、日本では厚生労働省など複数の省庁が書き込みをしていることがわかった。

「ミスター年金」民主党・長妻昭衆院議員の項目に、「行政官を酷使して自らの金稼ぎにつなげているとの指摘もある」と書き加えられていました。



関係者が自分の都合のいいように書き込みをすることもあるのだ。

真偽を見極めるには、一次資料に当たることだ。ウィキペディアだったら、脚注というのがついていることがある。それを当たって、もとの情報がどうだったかを調べることで、情報の真偽を確かめることができる。

ネットは便利だ。だが、便利であるがゆえに依存し過ぎてしまっていないだろうか。ネットをうまく活用するには、書かれていることを何でも信じるのではなく、自分で情報の真偽を確かめ、取捨選択していかなければならない。



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